「何かお探しですか?」紋切り型の質問から、一歩踏み込んだコミュニケーションへ

 

 前回に引き続き、愛着と信頼、人間的交流を持ったコニュニケーションが、

再度、ゴルフ界に求められるサービスになるだろうというテーマをお届けします。

 

ゴルフショップに行った時に、お客様に「何かお探しですか?」

という紋切り型の質問で接していないでしょうか。

商品について話す前に、

「貴方にとってのゴルフ」について話を聞かれた経験はありますか?

という質問に対し、

「ある」と答えた人は、実に2%というNGFの調査結果がでました。

ゴルフショップを訪れるお客は、基本ゴルフをする人です。

そういった人に対し、

販売することだけを目的にした会話から始めることは、

抵抗感を引き起こすこともあると示唆しています。

ゴルフをすることに喜びを覚えているお客を相手にするのですから、

ゴルフの話を聞いてもらいたい人が多く存在することを認識すべきです。

 

ゴルフで得る喜びや経験をシェアすることは、

積極的な顧客との交流につながり、

プレーや購買意欲をかき立てることになります。

そこで、私たちは顧客との向き合い方や挨拶について、

改めて改善するための訓練が求められます。

 

 

NGF FAR EASTの教育プログラムは、お客様のゴルフに対する興味を引き出し、

結果的に購買意欲が高まるアプローチに対するヒントを提供してくれます。

 

ゴルフ経営原論 第一章マーケティング中の「教育プログラム」を

参考(https://www.ngf-fe.co.jp/member/g/software/text/GB/GB_1_1-3.html)に、

各々異なったゴルファーの嗜好が説明されています。

これらを参考に、お客様の興味や気付きにつながるワンポイントアドバイスや、

気付きのきっかけにつながる小話など、また話をしたいと戻って来てくれる場所作りの提供を

創造していただければと思います。

 

NGF FAR EAST

代表 宮田 万起子