輪読会のご報告
第1回目の輪読会を9月27日に行いました。
神聖ゴルフ武士道のテキストから、第2章:「武士道と騎士道」の朗読を聞き、
その後に感想をお聴きしていくという流れでした。
「神聖ゴルフ武士道」は、西洋文化の歴史を持つゴルフへの理解を通して、
古くから伝えられた騎士道と武士道が持つ価値観や原理原則を見つめます。
そこから知己を得て、日本人としてのアイデンティティを見つめる機会につなげて欲しいとの想いから
前代表の宮田哲幹が書き残した一冊です。
第02章「ゴルフの思想源流」では、武士や騎士の起源が荘園領主達のお抱え用心棒などから始まったであろう中で、
段々と礼儀や規律が求められるようになったことや、学ぶに原典やマニュアルがないなど、
武士と騎士には驚くほど共通する生い立ちがあることが書かれています。
また、武士道ゴルファーらしい人物として、浅見録蔵氏や宮本留吉氏の名が挙げられ、
前代表が生前にお会いし経験した、日本ゴルフ界の大御所の立居振る舞いから薫陶を受けた話や、
騎士道ゴルファーではボビー・ジョーンズの名を挙げ、ゴルファーの鏡であり、
最高の人格者としてその礼儀正しさが湛えられた例が紹介されています。
日本人ゴルファーとして、
武士道ゴルファーの持つ社交や作法などの規範を超越した礼儀や惻隠、
友情という人間の尊厳について学べば、
世界に出ても決して恥ずべきことはない、というメッセージが込められています。
上記の朗読後に感じた皆さんのご感想です。
「ゴルフは礼に始まり礼に終わる」
「ゴルフ技術はプレー回数が多くなくても机上の学びで十分に補える」
「愛を持って接することの重要性」
「怒るのではなく叱ることのできる人になりたい」
「今まで考えたこともなかったこと」について
学ぶことの大切さを教えていただく機会になりました。
************************
次回は、第3章の「自立と正義」について学びます。
日時:2021年10月11日(月)20:00〜21:00